可変式ファイバーコリメーターバリコル a|VariColl

asphericon社の最新式ファイバーコリメーターバリコル a|VariCollは、FC/PCコネクター付き光ファイバー用のコリメーターです。

ビームのコリメートだけでなく、拡大と縮小も可能です。設計波長は、532, 632, 780, 1064 nmです。出力ビームサイズと発散角を独立して調整できます。

BeamTuningシリーズの非球面ビームシェイパの入力ビーム調整に便利です。

仕様・寸法

寸法図［mm］

型番	マウントネジ［mm］	直径［mm］	長さ［mm］	対応するファイバーのNA	焦点距離［mm］	出力アパーチャ［mm］	最大出力ビーム径［mm］	設計波長［nm］	波長範囲［nm］
VCM25-10-D-D-532	M28 x 0.75	65.8	103	0.055 - 0.12	45 - 99	24	11	532	500 - 565
VCM25-10-D-B-632	M28 x 0.75	65.8	103	0.055 - 0.12	46 - 99.5	24	11	632	600 - 685
VCM25-10-D-B-780	M28 x 0.75	65.8	103	0.055 - 0.12	46.5 - 100	24	11	780	700 - 880
VCM25-10-D-C-1064	M28 x 0.75	65.8	103	0.055 - 0.12	47 - 101	24	11	1064	1000 - 1200

バリコルはファイバーNAの製造誤差を補正するために開発されました。

NAが0.055から0.12の範囲では、出力ビームが最大で直径（1/e²）11mmまで回折限界の品質を保証します。

上の図は、バリコル 532nmの測定波面と強度分布プロファイルです。

バリコルの特長は、出力ビームの直径を変えても平行光を維持することです。また、バリコルは回折限界の波面をつくり出すので、非球面ビームシェイパ（a|TopShape, a|AiryShape, a|SqAiryShape）の入力ビーム調整に最適です。

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