カスタムメイドのミラー及びリフレクタ ~ アスフェリコン放物面ミラー

非球面ミラーは放物面ミラーのように凹面です。
ミラー面が非球面形状なので幾何光学的な結像性能を改善します。
非球面ミラーには、放物面・双曲面・楕円面も含まれます。
これらのミラーの他、お客様が設計した非球面形状での製作も、アスフェリコン社の得意分野です。

レーザ用髙NA非球面レンズ(カタログ標準品)

革新のテクノロジにマッチする高品質材料

加工する材料によって、研削や研磨の CNC 技術かダイヤモンドターニングが選ばれ、非球面の放物面または軸外し放物面のミラー及びリフレクタ(図1、2参照)の製造に使われます。
ミラーの材料はお客様の要望によって選ばれますが、合成石英・ゲルマニウム・シリコン・ゼロデュア・赤外ガラス・フッ化カルシウムなどほぼ全種類のガラス材料をカバーします。

アスフェリコン社のイオンフィニッシュ (ION-Finish) やMagnetorheological Finishing-Technology® (MRF) といったハイエンド仕上げや、高精度な全面非接触計測など最適化された製造技術のおかげで、アスフェリコン社は非球面の放物面ミラーを最高水準で生産します。

お客様のご要望によりますが、最高で 50 ナノメール精度の形状誤差(irregularity)または 25 ナノメートル RMSi が達成できます。粗さは、ミラーの材料と形状にもよりますが、最高で 0.5 ナノメートル Rq まで可能です。

図1. 点光源をコリメートするOn-axis放物面ミラー 図1.)点光源をコリメートする On-axis 放物面ミラー

図2. コリメートビームを集光する軸外し(Off-axis)放物面ミラー 図2.)コリメートビームを集光する軸外し (Off-axis) 放物面ミラー

非球面及び放物面ミラーの応用例

光源に使用されるほか、例えばレーザ用途及び材料加工に放物面ミラーは使用されます。
さらに非球面ミラーは宇宙分野や天文学(例. 反射型望遠鏡)に採用されることが増えています。
以下の用途で使われます。

  • 点光源のコリメート
  • 望遠鏡
  • ファイバコリメータ
  • レーザ用途
  • レーザによる材料加工
  • 照明

ご要望に応じたカスタムメイド ~ アスフェリコンの非球面および放物面ミラー

お客様が望遠鏡用または計測用の部品をお求めなのかにかかわらず、
アスフェリコン社は単一のソースとして複雑なソリューションと最高の精度を提供します。
光学設計から始まるカスタムメイドのミラーの製造では、アスフェリコン社は単波長・2波長・広帯域の誘電体コートミラーや、
アルミ・金・シルバーの金属コートミラーも対応します。

コーティングについては、こちらをご参照ください。

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