colorPol® polarizersの原理簡易説明

colorPol® polarizersの構成

colorPol® polarizersは、わずか0.2~0.5mm厚の珪酸ナトリウムガラスと銀ナノ粒子から構成されています。銀ナノ粒子はガラスの両表面のそばに埋まっており、外部環境の影響を受けません。ポラライザーによって、10µm厚までの銀ナノ粒子層を持ちます。

表面近くの銀ナノ粒子

CODIXXの特殊な製造技術により、ナノ粒子のサイズ、密度、配向 を精密にコントロールすることが可能です。ナノ粒子の楕円体のような形状は、偏光特性に必要な長軸と単軸を作り出します。波長に応じて、光の横波を全て吸し、対称軸に沿った光だけを透過させます。全てのナノ粒子は、平行に配置されているため、透過光 は完全な直線偏光になります。

対称軸を持つシングル楕円体ナノ粒子

colorPol® polarizersは、常にUV光、可視光、赤外光のスペクトルで機能しますが、個々の領域に合わせて透過率とコントラストが最適化されています。ここで重要なのは、UV光の短軸(青色)は短波の光波を吸収し、長軸に沿った波だけが通過できることです。

420~450nmの間は、吸収が長軸(赤色)に変わり、偏光はできません。この範囲はわずかに移動させることができますが、完全に回避することはできません。450nm以降は、長い対称軸(赤色)が吸収を 引き継ぎます。この変化は、colorPol® polarizersのUVおよびVIS-IR領域で異なる偏光軸の理由です。

colorPol® polarizersの原理


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