量子乱数発生器
QUANTIS(カンティス)

IDQ社製 量子乱数発生器 QUANTISは、乱数 ・ 暗号研究および統計学研究に最適です。

現在コンピューターによって得られる乱数は、真の意味での一様乱数ではありません。 QUANTIS型は量子が本質的にランダムであるという原則に基づく真の乱数発生器です。

量子乱数発生器の PCI Express バージョンが新発売されました。 量子を用いた真の乱数発生器です。既存の PCI バージョン、USB バージョンもご利用になれます。

特長

  • 市販ベースでは世界初の量子乱数発生器
  • 既存システムへの容易な統合
  • 高量子乱数発生レート
  • 低価格・コンパクト・高信頼性
  • PCIボードもしくはチップのみで販売可

用途

  • 量子計算機 / 量子暗号通信
  • 数値シミュレーション
  • 統計学研究

製品一覧 ・ 仕様(データシート)

型番 量子エントロピー源
(ランダムビットレート)
RNGデータ出力
(処理後データ)
形状 データシート
Quantis-USB-4M 4 Mbps USB 接続デバイス
Quantis PCIe-40M 38.3 Mbps 9.6 Mbps PCI Express カード
Quantis PCIe-240M 232 Mbps 58 Mbps PCI Express カード
Quantis Appliance 2.0 232 Mbps 55 Mbps ラックマウント
IDQ250C2 250 Kbps N / A チップ
IDQ6MC1  5.88 Mbps 1.47 Mbps チップ
IDQ20MC1 19.64 Mbps 4.90 Mbps チップ

量子乱数発生器概念図

量子乱数発生器概念図

この乱数発生器は単一光子の確率的な振る舞いを利用しています。

量子力学では光子は、波と粒子の両方の性質を合わせ持ち、光子の「粒子性」を利用しています。

光源を光の構成単位である光子まで減衰させ、5 0/5 0ビームスプリッター(BS)に通過させると単一光子は1/2 の確率で透過または反射します。

光子が光子検出器Aで検出された場合には "1" とし、光子検出器Bで検出された場合を "0" とすると、0 と1 の2進乱数列を生成することができます。


使用例


証明書


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