StrainScopeの優れた点① 平行光学系

イメージングでは多くの場合、その光学系のあり方から試料を斜めに抜けてきたビームを観察することになります。

広い観察視野を確保できる反面、試料の中央を透過する測定光は、試料を斜めに透過してきます。

テレセントリックレンズを搭載した StrainScopeでは、その光学系から、試料を垂直に抜けてくるビームしか存在しません。

その結果、斜めに透過するビームは測定には使用していません。 試料の中央も端も違いなく測定することができます。

strainscope-tech-img1 (左)一般的なひずみ計 (右)StrainScope

StrainScopeの優れた点② デッドゾーンなし

ひずみ測定には、偏光板2枚をクロスした光学系(直交ニコル法 : クロスニコル法)が多く使用されます。

非常にシンプルな光学系ですが偏光板の軸と歪の軸が重なる方位に試料が置かれると、歪が隠れてしまい、測定結果に大きな誤差が生まれます。

円偏光の光源を搭載した StrainScopeでは、どの向きで試料を測定しても、ひずみが隠れてしまう方位(デッドゾーン)はありません。

常に安定した測定を行うことができます。

strainscope-tech-img2 (左)一般的なひずみ計 (右)StrainScope

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