NTT-AT社の光路結合用接着剤は、屈折率の精密な制御が可能で、1.456から1.567の範囲(589 nmで±0.005の精度)を提供します。
この接着剤は、高湿度に強く、260°Cのリフローはんだ処理にも耐えるため、PLCやファイバー接続、シリコンフォトニクスの結合に最適です。
エポキシとアクリレートベースの複数の接着剤があり、粘度、硬化条件、ガラス転移温度、光透過性、接合強度の異なる製品ラインナップを取り揃えています。
PLC・ファイバー接合に用いられた光学接着剤
シリコンフォトニクスへの適用例
選定方法
どのタイプの接着剤をお探しですか?
仕様
型番 [主成分] |
粘度 (mPa・s) |
硬化条件 [照射強度, 時間] |
屈折率*1 | ガラス転移温度 Tg (℃) |
光透過率% [1µm] |
接着強さ (kgf/cm2) |
特長 |
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屈折率調整品 高Tgタイプ [エポキシ] *2 |
250~2000 | 30mW/cm2 10min |
1.458~1.567 | 140~150 | 89~90 | > 100 | 屈折率を指定値に調整 透明性良 |
屈折率調整品 低Tgタイプ [エポキシ] |
200~560 | 10mW/cm2 10min |
1.458~1.567 | 40~50 | 86~90 | > 100 | 屈折率を指定値に調整 透明性良 |
GA700H(高Tg) [エポキシ] *2 |
280 | 30mW/cm2 10min |
1.458 | 145 | 91 | > 247 | λ1.5µmで石英ガラスの屈折率に整合 |
GA700L(低Tg) [エポキシ] |
250 | 10mW/cm2 10min |
1.456 | 46 | 94 | > 154 | λ1.5µmで石英ガラスの屈折率に整合 |
AT6001 [アクリレート] |
470 | 10mW/cm2 10min |
1.505 | 0 | 91 | > 99 | テレコディア規格 (高温高湿)に対応、柔軟性 |
AT8224 [アクリレート] |
145 | 10mW/cm2 10min |
1.505 | 115 | 89 | > 209 | テレコディア規格 (高温高湿)に対応、高Tg |
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*1硬化後、ナトリウム D 線
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*2「医薬用外劇物」含有製品です。(取扱いに関しては、SDS(MSDS)をご参照ください)
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※表の特性値はサンプル測定値であり保証値ではございません。
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