光コネクター端面検査の必要性

光コネクターの「端面検査」、なぜ行う必要があるのでしょうか?


光コネクター端面に汚れがあると、汚れによって、
コネクター接続時の 挿入損失 反射減衰量 が大きくなるなど、コネクター接続に悪影響を与えます。

光コネクターの取り扱いに注意し、端面のクリーニングを行っていても、
ハイパワーレーザーの入射によって端面に汚れが焼き付いていたり、汚れではなく傷が付いてしまっている場合など、
クリーニングだけでは改善することができないケースもあります。

このような端面の状態に気付かずに使用し続けてしまうと、
最悪の場合、部品・機器の故障や、破損の原因に繋がる可能性があります。

「 本当に端面に問題がないのか? 」
コネクターを接続する前に確認することが、とても重要です。

そのため、コネクター接続前には必ず端面を確認する、
クリーニング後にも端面を確認することを、強くおすすめします。


またコネクター接続時のレーザー光に、ビーム形状変化パワー低下など、何か問題があった際、
端面検査装置があれば、まずはコネクター端面の異常を確認することができるので、
コネクター側の問題なのか 、 部品・機器側の不具合なのか 、問題の切り分けを迅速に行うことができます。

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