高速ベンチトップ偏波スクランブラ / コントローラー
HSPC-1000
OZ Optics社の高速ベンチトップ偏波スクランブラー / コントローラー（HSPC-1000）は、光ファイバーシステム内の光の偏波状態を高精度で制御およびスクランブルするための装置です。このデバイスは、ユーザーが選択可能な周波数で動作する4つの独立した波形を生成し、特定の偏波状態を調整可能です。また、内蔵の圧電素子によって制御される光遅延素子を使用して、任意の偏波状態を生成します。
HSPC-1000は、LCDタッチスクリーン操作が可能で、偏波状態の固定またはランダム生成が選択できます。高い堅牢性と簡単なセットアップも特徴です。主な用途には、偏波スクランブリング、偏波依存損失（PDL）の測定、製造および品質管理、偏波の影響の研究および制御が含まれます。
この装置は、1260～1650 nmの標準波長範囲を持ち、その他の波長もリクエストに応じて利用可能です。
特長
- LCD のタッチ画面操作
- 電気偏光コントローラーとドライバを一体化
- 固定またはランダムな状態生成
- ユーザー選択可能な周波数
- 偏光状態のユーザー制御
- 頑丈な筐体
- クイックセットアップ
仕様
| 型番 | HSPC-1000 |
|---|---|
| チャネル数 | 4 |
| リターデーション | 2 π（最小） |
| 挿入損失（コネクタ除く）*1 | 0.05 dB |
| 反射減衰量（コネクタ除く） | > 60 dB |
| 波長範囲 | 1260 ～ 1650 nm , 他の波長範囲は要相談 |
| アクティブ損失 *2 | ± 0.05 dB |
| PDL | < 0.06 dB |
| ファイバー種類 | 9 / 125 µm シングルモードファイバー |
| 動作モード | 一定電圧（DC）、正弦波、矩形波、周波数と振幅は設定可能 |
| 周波数範囲（正弦波出力） *3 | 0 ～ 1 kHz @ 140 V |
| 周波数分解能 | 0.1 Hz |
| 出力電圧範囲 *3 | 0 ～ + 140 V |
| 電圧分解能（AC モード、DC モード） | 0.633 mV |
| 電源 | 入力 120/240 VAC @ 50/60 Hz (Universal supply) 4A 出力 12 VDC, 15 A, 180 W（最大） |
| インターフェース | USB 2.0 Cable Type A to Type B |
| 大きさ（H x W x D） | 110 x 280 x 300 mm（ハンドル除く） |
| 重さ | 5.5 kg |
| 動作温度範囲 | 4 チャネルすべてをスクランブルモードにして、動作条件を変化させることができます。 -10 ～ 40 ℃、140 V, 2kHz -10 ～ 50 ℃, 140 V, 1kHz |
| 保存温度範囲 | -30 ～ 80 ℃ |
| 湿度 | < 90% RH、結露なし、0 ～ 50 ℃ |
-
*1標準値
-
*20～140 V 各チャネルに印加
-
*3最大ピエゾ電圧 140 V、140V 以上ではピエゾの故障または寿命を早めます。
用途
- 偏光スクランブル
- 偏波依存性損失（PDL）の測定
- 製造と品質管理
- 偏光の効果の研究、偏光状態の制御
注文方法
型番の一例
HSPC-1000-3U3U-1310/1550-9/125-S
- コネクター：FC / UPC
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