OZ Optics社のマルチチャネル PDL エミュレーター(PDLE)」は、光リンク内のPDL(偏波依存損失)を高精度でエミュレートするための最適なソリューションです。このエミュレータは高解像度と広いダイナミックレンジを持ち、最大4つのモーター駆動PDLEユニットをベンチトップユニットに、最大16チャネルをフルラックマウントユニットに構成できます。
特長として、低挿入損失、低背面反射、低PMD(偏波モード分散)、フラットな波長応答を備え、タッチスクリーンディスプレイとUSBインターフェースを装備し、操作性に優れています。幅広い波長範囲に対応し、様々な光デバイスのPDL効果を物理的にエミュレートし、光システム内のPDLバジェットマージンを定量化できます。
PDLEは、光ネットワークの監視、品質管理、テスト機器のPDLキャリブレーションに最適です。また、OZ Optics社の他の製品と組み合わせることで、偏波依存損失や他のファイバー障害を効率的に測定・管理できます。
特長
- 広範囲可変 PDL
- 低 PMD、低波長依存性
- 低損失、低反射
- 高分解能
- コンパクト設計
- 広い波長範囲
- 幅広いレセプタクル
- USB 標準装備
- 4ch ~ 最大 16ch
仕様
標準仕様 *1
型番 | PDLE-1000-CH-X-W-9/125-S-20 |
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波長範囲 *2 | 1520~1620 nm |
ファイバー種類 | 9 / 125 µm シングルモードファイバー |
PDL ダイナミックレンジ | 0.1 ~ 20 dB |
挿入損失 *2 | < 0.6 dB |
光学反射損失 | > 60 dB |
偏波モード分散 | < 0.5 ps |
最大入力 | 500 mW |
反応速度 | 10 dB / 1 秒以下 0.3 dB / 0.1 秒以下 |
電源 | 110/220 V AC 50/60 Hz (Universal supply) 40 W |
インターフェース | USB |
大きさ (H x W x D) | 280 x 300 x 100 mm |
重さ | 4 kg + 各ch 0.25 kg |
動作温度範囲 | -10 ~ 55℃ |
保存温度範囲 | -30 ~ 70℃ |
ディスプレイ | タッチスクリーン |
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*130 分ウォーミングアップ後、23 ℃ 1 mW 1550 nm 光ファイバー光源で測定
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*21310 nm、1480 nm などの他の波長については要相談
用途
- PDL の補償
- PDL 光源の測定
- PDL 校正のテスト機器
- 品質管理測定
注文方法
型番の一例
PDLE-1000-4-3A3A-1520/1620-9/125-S-20
- チャネル数:4 チャネル
- コネクター:FC / APC コネクター
- 波長:1520 ~ 1620 nm
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