フリンジのドリフトを補正 / 安定化するStabilock IIを使用することで、長時間露光でもハイコントラストのホログラムを取得できるようになります。

また、フリンジのふらつきをロックすることができるStabilock IIを使用すれば、振動、熱、気流などによる影響を最小化することができます。

フリンジを扱う用途では、威力を発揮する補償光学の1つとなります。

特長

シンプルな操作性

  • 光学系のフリンジ(干渉縞)をStabilock IIのディテクター上に投影
  • Stabilock IIの感度を補正しフリンジのコントラストを調整
  • フリンジをロック!! 気流 / 熱 / 振動などによるフリンジのふらつきを、リアルタイムに補正 / 安定化します。

用途

  • 気流 / 熱 / 振動などによるフリンジのふらつきを、リアルタイムに補正 / 安定化
  • ホログラフィック光学素子 / 回折格子の製造など
  • 2つのレーザーを調整し、単一コヒーレントビームを取得
  • レーザー周波数をロック など

ホログラム

マイケルソン干渉計

二光束干渉


機器構成

  • Stabilock IIコントローラー
  • ディテクター
  • ダイナミックミラー

仕様

ダイナミックミラー
安定性 λ/20(Typ.)
駆動 / 変位量 低電圧ピエゾ素子 / ± 5 µm
標準タイプ アルミニウム / ⌀15 mm(λ/4)
強誘電タイプ High R 強誘電 / ⌀12.7 mm(λ/10)
センサー
ディテクター シリコンダイオード
感度 1 µW/cm2
波長 430 - 1,100 nm(標準 / 強誘電タイプ)
190 - 1,000 nm(UV)
機器仕様
応答速度 0.5 kHz
システム感度 1 µW/cm2
モニター出力 ±3.8 VAC
電源 120 VAC, 0.5A, 50 - 60 Hz
型番    
SL2 Stabilock II - 標準ダイナミックミラー / 430 - 1,100 nm: ≧90%R
SL2-DM Stabilock II - 強誘電ダイナミックミラー / 488 - 694 nm: ≧99%R
SL2-UV Stabilock II - UV ダイナミックミラー / 300 - 550 nm: ≧99%R
SL2-VP Stabilock II - ベース、ポスト、ポストホルダー  
CL Stabilogger - モニター用PCインターフェース  

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