従来モデルのX-Beamの性能を保ちながら、デザイン、導入、メンテナンス性において自由度を増した新しいX線源がfleX-Beamです。
fleX-Beamは、今までにない光源強度と安定性を約束するポリキャピラリオプティクスに調整された励起源です。
小型で他の機器との組み合わせし易い統合型のソリューションです。
これは空冷のX線源がフォーカスまたはコリメートのポリキャピラリオプティクスに結合された完全統合型のX線ビーム装置です。
自由度の高い設計のため、X線源やオプティクスをいつでも交換して使えます。
fleX-BeamにはフォーカスまたはコリメートレンズとX線源の組み合わせでいくつかのスタンダードラインアップがありますが、これ以外にもカスタムのご要望に対応します。
特長
高いX線束密度
- フォーカスレンズとの組み合わせで50Wの光源の束密度が、12kWの回転アノードソース以上に。
- コリメートレンズとの組み合わせで50Wの光源の束密度が、密閉菅X線に近づきます。
仕様
共通仕様
通常出力 | 50 W |
---|---|
通常ソース電流 | 1 mA |
安定度 | < 0.5 % RSD over 8 hours, temperature independent |
動作温度 | 5~60 ℃ |
冷却 | 内蔵型強制空冷 |
ターゲット | Cr, Cu, Mo, Rh, W |
Standard - Focusing Beam (µXRF)
OFD (mm) | 2 | 4 | 9 | 20 | 50 | 100 |
---|---|---|---|---|---|---|
Focal spot size (µm, FWHM, Mo Ka) |
8 | 15 | 25 | 45 | 100 | 180 |
Output beam intensity (photon/s)*1 |
2.5 x 107 | 5 x 107 | 1 x 108 | 1.5 x 108 | 2.5 x 108 | 3 x 108 |
-
*1Mo Kα with a Mo-anode X-Beam at 50kV/1mA.
Superflux - Collimating/Parallel-beam Optics (XRD / WDS)
Output beam diameter (mm) |
0.5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 6 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Output beamintensity (photon/s)*1 |
3.0 x 108 | 1.2 x 109 | 3.5 x 109 | 6.5 x 109 | 1.0 x 1010 | 1.3 x 1010 | 1.8 x 1010 |
-
*1Cu Kα with a Cu-anode X-Beam at 50kV/1mA. Output beam divergent angle is 0.2 degree.
Superflux - Slightly Focusing Optics (XRD / XRF)
Output convergent angle (degree) |
0.25 | 0.5 | 1 | 2 |
---|---|---|---|---|
Output beam intensity | 5.0 x 108 | 1.6 x 109 | 5.0 x 109 | 1.6 x 1010 |
-
*1Cu Kα with a Cu-anode X-Beam at 50kV/1mA. OFD is 140mm and focal spot size is 0.5mm.
用途
XRF(蛍光X線)
- マイクロ蛍光X線分析
- In-situ/in-line プロセスモニタ
- 微粒子分析
- 薄膜、プレートの厚さ測定
XRD(X線回折)
- 単結晶X線回折
- 粉末X線回折
- In-situ/in-line プロセスモニタ
技術資料
データシート
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