2016/08/31
DataRay OCXを使って、DataRayカメラとスリットスキャンプロファイラを接続するための新しいVisual C++チュートリアルをご紹介します。
DataRay OCXは、様々なWindowsベースの環境からアクセスすることができるActiveXコンポーネントです。
これには、ユーザーがDataRayソフトウェアからのデータを送受信できる、インターフェースを構築できる各種ActiveXコントロールを含みます。
OCX は、DataRay の標準 ソフトのインストール時に、WindowsOS 上で生成され登録されます。
DataRay OCX の全書類が参照用に入手可能です。
DataRay OCX を使ってインターフェースを書く前に、DataRay 標準ソフトでお持ちのビームプロファイラの使用方法を勉強することをお勧めします。
本チュートリアルでは、カスタムインターフェース例に、どのようにVisual C++ でMicrosoft Foundation Class (MFC)
アプリケーションとして作成するかステップごとに説明します。
本例は、どのようなカメラ型ビームプロファイラでも使用可能です。
MFC ライブラリは、各種 WindowsOS のアプリケーション作成を簡易にするためにクラス、データ、タイプおよび機能のセットを提供しています。
本チュートリアルでは、MFC ライブラリーで DataRay OCX コントロールをおこなう“アプリケーションダイアログボックス”を作成します。
チュートリアルの最初の部分で、各種DataRayコントロールが設定されているリソースビュー・ツールボックスを使って選んだOCX エレメントを どのように取り込むかを説明します。
次に、各種コントロールのプロパティを変更し、変更可能な設定やリアルタイム測定結果の視覚的表示など、様々な機能をコントロールに割り当てます。
簡易化されたカスタムインターフェースを構築および実行する方法を説明した後、チュートリアルでは、お客様のカスタムソフトウェアで、イベントが操作する機能を開発・実装するために OCX をどのように利用できるかについて説明します。
特定のイベントが発生した時にのみ実行されるコードを プロジェクトに組み込む場合は、イベント操作を利用することを検討してください。
本チュートリアルでは、新しいフレーム処理用に利用可能になる度にトリガーされるイベントを使います。
我々のコード例は、イベントが発生する度に呼び出される機能を組み込みます。
本機能にはご希望のどのようなコードでも組み込み可能で、新しい画像ごとに一度実行されます。
これは、フレームごとにデータを記録する効果的な方法です。
DataRay の標準ソフトで多くのテクニックと計算が供給されていますが、場合によっては、OCX から直接供給されるデータを操作することが有用なこともあります。
チュートリアルの3番目、最後の部分では、コントロールクラスや変数の作成、パラメーターの直接クエリ、バリアントによるデータ送信の3つの方法を使用して、どのように OCX からデータをプログラムで抽出するかを説明します:
OCX. バリアントによるデータ送信は、OCX から大量のデータを読み取るための好ましい方法です。
本チュートリアルでは、バリアントを介して 2D 画像データを読み込んで取得する方法を1つ示し、その情報をピクセルデータの配列として .csv ファイルに保存する方法を説明します。
Visual C ++の他にも、Python、LabView、MATLAB、およびVisual Basicのインターフェースの開発に役立つチュートリアルと例もあります。
DataRay ビームプロファイラに関する質問は、下記「製品に関するお問合せフォーム」にてお問合せください。
カスタムインターフェースの設定に関しては是非ご相談ください。