レーザー加工用焦点可変レンズ
EL-10-42-OF

EL-10-42-OF は、レーザー 3D 加工用途に特化した焦点可変レンズです。
可変範囲は -2.0~+2.0 diopter (焦点距離 (meter) の逆数)で、ミリ秒で希望の値にチューニングします。
光学式のフィードバック機能がレンズに内蔵されているので、温度変化による焦点位置のドリフトを最小限に抑えます。
波長 1064nm および 532nm、平均出力は最大 50W までのレーザーに最適化されています。

ドライバボードはアナログ式とデジタル式の2種類をご用意しています。
実際の応用に関してはレーザー加工技術ノートをご参照ください。

担当者よりひとこと

焦点可変レンズの中で唯一、光学式フィードバックを搭載しています。
赤外 LED 光をレンズの曲面に照射し、戻り光をモニタすることで温度による曲率変化を感知・補正します。

応用が期待されるレーザー加工分野

  • レーザーマーキング、レーザー刻印
  • レーザークリーニング、溶接、穴あけ
  • 3D プリンティング、additive manufacturing
  • その他、レンズの曲率のモニタリングが必要な用途に

仕様

EL-10-42-OF の主な仕様(f=160mm の Fθレンズと組み合せた場合)

寸法 47 x 42 x 41 mm
重量 90 グラム
Z 軸レンジ 70-100 mm
フィールドサイズ 100 x 100 mm
ビームスポット径 < 40 µm
加工スピード(一般値) 6 m/s
反応時間(10-90%) 8 m/s
繰り返し精度 < 250 µm
分解能(steps)/ µm 400 / 250 (steps) / µm
レーザー出力 50 W
最大入力ビーム径 8 mm
  • *1
    f=160mm の Fθレンズと組合せた場合の性能

製品紹介 動画

EL-10-42-OF レンズと SCAPS Optotune-DSD ドライバの組合せによる 高速 3D 加工のデモンストレーション

1x1 mの領域内を一定のビームスポットでレーザーマーキングをする場合のセットアップ例 (EL-10-42-OF レンズをフィールドの補正に使用)


技術資料


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