非球面シリンドリカルレンズとは、円柱形状の非球面レンズです。
実際には平凹や平凸のレンズが使われています。普通のレンズと違って、入射光を1点に集光しません。
非球面シリンドリカルレンズは球面収差の影響を受けることなく入射光をラインにそって集光します。
最高レベルの精度 ~ アスフェリコン社の非球面シリンドリカルレンズ
特別に開発された CNC の研削・研磨技術をつかってアスフェリコン社は形状誤差(RMSi)0.5µm の精度で非球面シリンドリカルレンズを製造します。
お客様とともに、それぞれの用途に適した非球面シリンドリカルレンズを、多くのガラス材料からチョイスして設計・製造し、試作品から量産まで対応します。
カスタムの他にカタログ標準品のレンズもご用意しており、10mm×10mm から 50mm×50mm までのサイズの非球面シリンドリカルレンズを短納期でお届けします。
非球面シリンドリカルレンズの操作と応用分野
非球面シリンドリカルレンズは、例えばアナモルフィック法のようなライティング技術に使われます。
または、測定装置・分光器・レーザースキャナーや、医療用のマーキングパターンをつくるため使用されています。
例えば、直交させた2枚の非球面シリンドリカルレンズは、半導体レーザーの非対称なビーム出力を補正して円形ビームにします。
右図でシリンドリカルレンズの機能を説明しています。
ここでは非球面のシリンドリカルレンズがラインフォーカスをつくっています。
2番目の非球面シリンドリカルレンズと組み合わせることで楕円形のビームが出来上がります。
2枚のレンズの焦点距離によって引き伸ばす比率が決定します。
この図のシステムは cylinder telescope を表しています。
特注非球面シリンドリカルレンズ 個々の仕様に基づいて特注でレンズを作成します。
アスフェリコン社の経験豊富な開発チームのサポートにより、平凸・平凹・両凸・両凹形状のシリンドリカルレンズをご提案します。