PID コントローラー

比例(Proportional)、積分(Integral)、微分(Derivative)の3要素を用いて制御

Mokuシリーズの「 PIDコントローラー 」を使用すれば、
最大4つの個々に設定可能なPIDコントローラーを簡単に活用し、
システムのフィードバックと安定化を簡素化できます。

レーザー温度や電流の安定化など、低いフィードバック帯域幅と、
高いフィードバック帯域幅の両方を必要とするアプリケーションに導入できます。
独立したゲイン設定で積分および微分コントローラーを飽和させることにより、
PIDコントローラーをリードラグ補償器として利用することもできます。

主な使用目的

自動制御システムの構築・精度向上

プロセス制御

温度や圧力などの調節

 

\ アプリの「デモモード」で操作感を試してみる /


特長

システム応答をリアルタイム表示

インタラクティブなボード線図を使用して、制御システムの周波数応答をすばやく設計できます。信号経路全体の信号モニタリング用のオシロスコープ プローブポイントを内蔵しているため、パラメーターの調整と結果の表示を同時に行うことができます。

システム応答をカスタマイズ

低周波と高周波のゲイン飽和を持つ、シングル・ダブルの積分器と微分器を装備しています。比例(P)、積分(I)、微分(D)、二重積分(I+)、積分飽和(IS)、微分飽和(DS)のゲインプロファイルを設定できます。

DSPワークフローのブロック図表示

最大4つの、独立した完全にリアルタイムに設定可能なPIDコントローラーパスを実現します。さらに柔軟性を高めるために、入力信号を制御マトリクスと組み合わせるオプションがあります。


アプリケーション

フィードバックと
制御システム

レーザー周波数安定化

圧力、力、流量、
その他の制御

サンプルステージ
スキャンヘッドの位置決め

温度調節


仕様

モデル Moku:Go Moku:Lab Moku:Pro
チャネル数 入出力 各 2 ch 入出力 各 2 ch 入出力 各 4 ch
出力サンプリングレート > 2.5 MSa/s > 10 MSa/s > 10 MSa/s
DAC 解像度 12 bits 16 bits 16 bits
位相遅れ < 30° @ 20 kHz < 30° @ 100 kHz < 30° @ 120 kHz
積分器クロスオーバー周波数 12.5 mHz ~ 31.25 kHz 1.25 Hz ~ 125 kHz 3.125 Hz ~ 312.5 kHz
微分器クロスオーバー周波数 3.125 Hz ~ 312.5 kHz 12.5 Hz ~ 1.25 MHz 31.5 Hz ~ 31.25 MHz
技術資料

紹介動画

  • Moku PIDコントローラーの紹介

  • Moku:GoのPIDコントローラーを使った
    リアルタイムインタラクティブチューニング

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