Mokuシリーズ最高スペックの、フラッグシップモデル

Moku:Proは、アナログ入力帯域:600MHz、入出力を各 4 チャネル、最大 14 種類の計測機能を使用可能な、マルチ計測デバイスです。厳しい研究・開発プロジェクトにも応える、Mokuシリーズ 最高スペックの、フラッグシップモデルです。

洗練された『FPGAベースのアーキテクチャ』、『高帯域で低ノイズのアナログ ・ フロントエンド』、そして『堅牢なネットワークとストレージ』により、性能と柔軟性を両立させつつ、柔軟性のために性能を犠牲にすることなく、必要な機器のすべてを瞬時に利用できます。
革新的なハイブリッド ・ フロントエンド ・ デザインは、複数のADCから周波数に依存した信号のブレンドを行い音響から無線周波数まで卓越したノイズ性能を発揮します。

1つのハードウェアプラットフォームに、最大14種類のプロフェッショナルグレード機能が搭載されているので、エンジニアや研究者はテストベンチを効率化したり、研究室を自宅に持ち帰ったりすることができます。

特長

4 アナログ入力

4 アナログ入力

最大 600 MHz, 5 GSa/s

4 アナログ出力

4 アナログ出力

最大 500 MHz, 1.25 GSa/s

ノイズ フロア

ノイズ フロア

30 nV/√Hz

クロック安定性

0.3 ppm


搭載機能

Base Bundle : 5 機能搭載 ( Base Bundle に搭載していない機能は、別途個別に追加することも可能です!)


Full-Suite Bundle : 全 14 機能搭載 ( Base Bundle の 5 機能に加えて、以下 9 機能を搭載)


その他の機能


仕様

アナログ入力

アナログ出力

チャネル 4 ch
帯域幅 (-3 dB) 600 MHz (up to 2 ch) , 300 MHz (up to 4 ch)
サンプリングレート 5 GSa/s (1 ch) , 1.25 GSa/s (4 ch)
分解能 10 bit + 18bit ADCs with automatic blending
最大電圧範囲 40 Vpp into 1 MΩ with 20 dB attenuation
※50Ω front-end impedance can only support input voltages up to 40 Vpp
入力インピーダンス 50 Ω / 1 MΩ
入力カップリング AC / DC
AC カップリングコーナー(-3 dB) 16 kHz into 50 Ω
16 Hz into 1 MΩ
入力換算ノイズ 30 nV/√Hz @ 100 Hz
20 nV/√Hz @ 10 MHz (1.25 GSa/s 取得レート)
13 nV/√Hz @ 10 MHz (5 GSa/s 取得レート)
有効ビット数 (ENOB) 8.8 bits
コネクター BNC
チャネル 4 ch
帯域幅 500 MHz (± 1 V), 100 MHz (± 5 V)
サンプリングレート 1.25 GSa/s
分解能 16 bit
最大電圧幅 10 Vpp into 50 Ω
出力インピーダンス 50 Ω
出力カップリング DC
コネクター BNC

クロックリファレンス

オンボードクロック

ストレージ

周波数 10 MHz
安定度 < 300 ppb
内部 SSD ドライブ 240 GB

10 MHz リファレンス入力

10 MHz リファレンス出力

想定波形 サイン / 矩形
入力周波数 10 MHz ± 20 kHz
入力範囲 300 mVpp ~ 2 Vpp
入力インピーダンス 1 kΩ
入力カップリング AC
コネクター BNC
波形タイプ 矩形
出力周波数 10 MHz
出力レベル 1.4 Vpp
出力インピーダンス 50 Ω
出力カップリング AC
コネクター BNC

その他の接続

アクセサリー

ネットワーク Ethernet (10/100/1000 Base-T)
Wi-Fi 802.11 b/g/n
USBデータポート Type-C // For connecting to the Moku:Pro via USB
ラックマウントブラケット 2 個(固定用ネジ 4 本付属)
P-500 500 MHz 10:1 passive probe (optional)

サイズ・各部名称

サイズ


ノイズ仕様

入力電圧ノイズ

「入力電圧ノイズ」は、アナログ入力のノイズフロアを表し、振幅スペクトル密度(1 Hz 帯域幅に正規化されたさまざまな周波数での入力電圧ノイズの大きさ)として表されます。ノイズフロアより下の信号の特徴を解決することは不可能です。入力電圧ノイズは、弱い信号アプリケーションで信号対ノイズ比(SNR)を制限する可能性があるため、ロックインアンプの重要な仕様です。

右図では、100 Hz でのノイズが 30 nV√Hz であることがわかりますが、全周波数帯域にわたって低い値を維持しています

入力電圧ノイズ

ブレンド ADCs

Liquid Instruments 社の FPGA アルゴリズムは、10 bit および 18 bit ADC からの高速信号と低速信号を、自動的かつインテリジェントにブレンドし、全周波数帯域にわたってノイズ性能を最適化します。

単に全体のノイズを最小化するだけでなく、信号のユニティゲインの周波数特性を維持するようにフィルターリングネットワークを設計しています。

ブレンド ADCs

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